留まらないもの


「夫れ言とは風波なり」

荘子の言葉で
言葉は風や波のように
一定せず当てにならないもの
という意味らしい

他者のことはさておき、
自身のこととしてはすごくよく
共感します

少し前の自分にすら
最良としていた言葉や答が
思い返すと、おいおいと言いたくなる
こと多々、、

言葉は、たえず浮かんではすぐ
どこかに飛んでいって
姿が見えなくなり存在すら
忘れ去ってしまう

似ているようでまたふたたび、
出会うものは二度と
同じ言葉ではない

ちょうど、庭先に遊びに来てた
蝶々のよう

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すぐにいなくなってしまうから
よーく目を凝らして、
ちゃんと留めておこうと
思い改めたのでした


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おわり。